結局、賃貸・購入はどちらがいいの?①賃貸のメリット・デメリット編
URには結局2年3ヶ月住みましたが、結婚してからずっと中古の住宅を探していました。
僕らには中古物件購入が一番メリットがあると考えたからです。
賃貸・購入の結局どちらがいいのかは、常に雑誌やwebでも取り上げられ、永遠のテーマかと思います。
僕としてはそれぞれのメリット・デメリットをきちんと理解し、その時々にあった方を選択することがいいと思います。
(その前提としては、購入の場合でも、売れる物件を選択する必要があると思います。)
今回は賃貸のメリット・デメリットについて書いていきたいと思います。
メリット
自分たちの家族構成など、その時々のニーズにあった物件を選択できる。
これが一番のメリットかと思います。家族の数、仕事の場所、仕事の拘束時間などなど、今の自分たちにとっての優先順位をしっかりと把握した上、一番ニーズにあった物件を選ぶことができるのが、賃貸のメリットです。
物件のメンテナンスは大家さんや管理会社がやってくれるので、メンテナンスが楽。
物件を購入すると、必ずメンテナンスが必要です。僕らは中古の一軒家を購入しましたが、建物自体はしっかりしているとはいえ、キッチン、お風呂、外壁などは必ずメンテナンスが必要です。
分譲マンションの場合でも、共有部以外は自分たちでメンテナンスする必要があります。
しかし、賃貸の場合は物件に対するメンテナンスは不要で、なにかあれば管理会社を通じて大家さんに問い合わせることができます。
確定申告など不要。
物件を購入し、住宅ローン控除を使える物件であれば、控除を有効にするために、物件の購入した年に必ず確定申告する必要があります。(といっても簡単ですが)
賃貸の場合はこういっためんどくさいことは不要です。
総合すると、賃貸は今のニーズで選べ、楽というのがメリットだと思います。
反対に賃貸のデメリットです。
デメリット
自分の資産にならない。
やはり一番気になるのは、住居費が資産にならない点です。
逆にあなたが払った住居費は、大家さんの資産になります。
好きなようにリフォームできない。
壁紙を変えたい、ウォシュレットをつけたい、エアコン・ガス台・お風呂を新しいものにしたい、などリフォームしたい箇所もいろいろと出てくると思いますが、自由にはできません。管理会社・大家さんに相談の上、承認が取れた場合にリフォームできます。もしリフォームできたとしても、壊れていない限り、基本的には自費リフォームとなり、物件から出ていった際は大家さんのものになるでしょう。
同等の物件であれば、月々の負担は賃貸のほうが高い。
大家さんがローンを組むため、賃貸の場合はローンを支払った後でもキャッシュフローがでるように家賃設定されます。そのローンも住宅ローンのような金利が低いものではなく、比較的金利の高い不動産投資ローンになります。
したがって同等の物件では、賃貸のほうが持ち家に比べて、月々の家賃負担は多くなります。
敷金・礼金・更新料がかかる
場所にもよりますが、賃貸の場合、敷金・礼金・更新料がかかります。
私達が当初借りようとしたソナーレの防音賃貸の場合、敷金・礼金が2ヶ月づつ、さらに初回は家賃2ヶ月分払わなければいけなかったため、100万円近い支出でした。(結局借りませんでしたが)
更に更新料2ヶ月なので、かなりのコストがかかる計算でした。
このように賃貸にも月々の負担が高く、自由度が低いというデメリットがあります。
次回は購入のメリット・デメリットを書いていきたいと思います。